教職課程センターについて

設立目的

 慶應義塾大学教職課程センターは、1982年12月、慶應義塾大学における教職課程及び教員養成にかかわる業務を全塾的に円滑に運営することを目的として設立されました。

 この目的を達成するために、当センターでは以下の事業を行っています。

  1. 中学校教諭及び高等学校教諭普通免許状を取得しようとする学生の教育・指導
  2. 教員養成に関する調査・研究
  3. その他センターの目的達成に必要な事業

 

 慶應義塾の教職課程において育成を目指す教師像や、育もうとする学修成果は以下の通りです。

〇 慶應義塾の教職課程において育成を目指す教師 

 深い学術的な専門性をもつとともに、「独立自尊」の人格を兼ね備えた自律的な教師。

〇 慶應義塾の教職課程において育もうとする学修成果

 学部学則第1条は、「本大学は、福澤諭吉創業の精神に則り、独立自尊の 人格を育成し、精深な学術の理論と応用とを研究教授して、広く社会の先導者を養成すると共に、文化の発展に貢献することを目的とする。」と規定している。また大学院学則第1条は、「本大学大学院は、本塾建学の精神に則り、学理及びその応用を教授研究し、学術の深奥を究めて文化の進展に寄与することを目的とする。」と規定している。

 慶應義塾では、学生は各学部・各研究科のディプロマポリシー、カリキュラムポリシーに基づいて「精深な学術の理論と応用」や「学理及びその応用」を学ぶ。また教職課程を通して異質な他者と出会いながら、多角的な視点からともに教育を考究していく。本学の教職課程において育もうとする学修成果は、教科及び教育に関わる学術に裏打ちされた専門性と、自他の尊厳を尊重しながら自らの責任のもとで思考や判断、省察を行い、それに基づいて実践を積み重ねていくことのできる資質である。