教職課程の概要

教育実習について

教育実習の概要

 教育実習については、次表の指定に従って必要な科目を履修します。

中学校の免許

履修すべき科目「教育実習基礎」と「教育実習Ⅱ」。または、「教育実習基礎」と「教育実習Ⅰ」と「学校研究実習」。
履修すべき科目の合計単位5単位

高等学校の免許

履修すべき科目「教育実習基礎」と「教育実習Ⅰ」。
履修すべき科目の合計単位3単位

※中学校の免許と高等学校の免許を両方とも取得する場合は、中学校の免許を取得する場合の指定に従って5単位を修得すれば十分。

 各科目の概要は以下のとおりです。

「教育実習基礎」(1単位)

 「教育実習基礎」は大学の教室で行う事前指導および事後指導です。単位修得には次の要件をすべて満たす必要があります。

  • 教職課程登録をしている学部4年生以上であること。
  • 教育実習事前指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに出席すること。
  • 教育実習事後指導に出席すること。
  • 教育実習日誌、学習指導案、教育実習レポートA・B・Cを提出すること。
  • その他、教育実習基礎の担当教員から指示された課題を完了すること。

「教育実習Ⅰ」(2単位)または「教育実習Ⅱ」(4単位)

 「教育実習Ⅰ」は実習校で行う2週間以上の実習です。「教育実習Ⅱ」は実習校で行う3週間以上の実習です。いずれを履修するにも、次の要件をすべて満たす必要があります。また、事前指導を完了しない場合は、教育実習を行うことができません。

  • 教職課程登録をしている学部4年生以上であること。
  • 教育実習予備申告書、教育実習申告書、教育実習生カードを所定の期間内に提出していること。
  • 所定の教科教育法の単位を修得していること。
  • 実力テストに合格していること。

「学校研究実習」(2単位)

 「学校研究実習」は慶應義塾の小学校・中学校・高等学校で教育活動への参観・参加を合計8日間以上行う実習です。教職課程登録をしている学部4年生以上で次に挙げるいずれかの場合に該当する方が、教職課程センターの学習指導に相談して許可されると履修できます。履修を許可された方は、4月中旬に行われる学校研究実習事前指導に必ず出席しなければなりません。

  • 「教育実習Ⅱ」を履修する必要があるにもかかわらず、実習校の都合により「教育実習Ⅰ」しか履修できない場合。
  • 教育実習の単位を既に3単位修得していて、さらに2単位の教育実習を行う必要がある場合。